内祝いの相場は?どれくらいの金額のものを贈るべき?
内祝いを贈るときのマナーの一つに、相手から貰った品物の半額のものを返すというものがあります。もちろん必ず半額でなければいけないという決まりはありませんが、そのくらいの金額のものなら相手も気を遣わず受け取ることが出来ると言われています。お祝いを貰ったらまずその品物の値段を調べて、半分の金額を導き出します。そこからお返しの品物を考えて、相手に贈りましょう。
高額なお祝いを貰ったときには半額でなくてもOKです。貰った相手や自分の経済状況を考えて、無理のない範囲でお返しをします。また家族などから高額なお祝いを貰うケースもありますが、これはお祝いの気持ちと支援の意味合いが含まれていることが多いです。支援して貰った分はあまり考えずに、お祝いの気持ちで貰った分の半分だけ返せば問題ありません。
贈るタイミングのマナー
内祝いは贈るタイミングも大事です。早すぎたり遅すぎたりしても相手に不快な思いをさせてしまうことがあるので、贈る時期には気を配りましょう。出産祝いは産後2週間から1ヶ月前後、なるべく早めに返すのがマナーです。出産後しばらく経ってからお祝いを貰うこともありますが、その場合もなるべく早めに返しておきましょう。結婚祝いの場合は1ヶ月以内を目安に贈ります。もし結婚式をしてゲストとして参列してくれる人からなら、引き出物でお返しします。快気祝いは自分自身の身体の調子と相談しながら、退院後10日前後でお返しをするのが一般的です。遅くなりそうなら相手に連絡をして、その旨を伝えておきます。
内祝いとは、本来は身内におめでたいことがあったときに、周囲の人に贈り物をすることでそのおめでたさをおすそ分けするという日本の伝統的風習となります。